akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

丸子宿


江戸から20番目の宿場。
安倍川の渡しと宇津ノ谷の険しい峠道の間にある丸子(まりこ)宿は東海道の宿駅でも小さな宿場です。地形を利用した自然薯が有名で弥次・喜多の東海道中膝栗毛の中でも出てくる「とろろ汁」の茶屋が旧道沿いに現在でも茅葺き屋根のまま営業しています。
【梅若菜】
丁字屋さんの前に,有名な芭蕉の歌碑と十返舎一九句碑がありました
「梅 若菜 丸子の宿の とろろ汁」   芭蕉句
「けんかする 夫婦は口を とがらして 鳶とろろに すべりこそすれ」  十返舎一九句  狂歌

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何年か前サッカーの応援で静岡駅からバスで藤枝まで行く途中にも丁子屋によってとろろ汁を食べたことを思い出しました。

丁子屋」は約400年続く店です。
すったヤマイモと白みそを混ぜ合わせたとろろ汁、麦ご飯、みそ汁のセットで1380円。

駿府匠宿
工房では、竹千筋細工作り、陶芸など約200種類を体験が出来ます(各有料)


次は東海道21番目の宿場町 【岡部 宇津之山】です。

静岡県岡部町

【歌川広重東海道五十三次版画と赤い薔薇日記】



こんなに面白い江戸の旅―東海道五十三次ガイドブック

こんなに面白い江戸の旅―東海道五十三次ガイドブック

江戸時代の東海道五十三次の宿場と旅のあり方を、現代のガイドブック仕立てで、面白く分かりやすく紹介。江戸時代の歴史や旅の具体的な様相を浮世絵などを用いて楽しく解説する。


こんなに面白い江戸の旅―東海道五十三次ガイドブック

新版・完全 「東海道五十三次」 ガイド

新版・完全 「東海道五十三次」 ガイド (講談社+α文庫)

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実際に旧街道を歩いているような臨場感がある


※東海道を歩く―どこからでも歩ける29コース 歩く旅シリーズ
東海道を歩く―どこからでも歩ける492キロ、29コース (歩く旅シリーズ)

江戸時代の東海道に忠実に沿って歩くためのガイド。全行程を29コースに分けて紹介。巻末に歩いた記録を書きとめられる旅の記録帳付き