akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

興津

歌川広重作・興津 興津川
夜景東海道五十三次・興津

【興津宿】は薩埵峠を越えホッと一息出来る、江戸から17番目の宿場です。
清見潟を見下ろす風光明媚な地と共に箱根のような関所が置かれ軍事・交通の要所でもありました。
明治以降は元勲たちの別荘地としても有名です。


【興津坐漁荘 ざぎょそう】
明治・大正・昭和にわたる政治家、西園寺公望の別荘を復元した建物です。(無料で一般公開されています)


大正8年に完成した京風の純和風建築。
「興津詣で」と呼ばれ、ときの首相ほか政府官僚がしばしば相談に訪れていた場所でも知られています。


「(興津は)興津川の下流部にあり、身延、甲府へ通じる甲州往還(身延街道)が分岐、交通の要衝でした」清見寺手前の案内板


江戸時代の中後期には、興津川流域で生産される和紙の集散地でもあったそうです。
薩埵(さった)峠展望台から興津駅まで徒歩約1時間。宿場は興津駅周辺にあったらしい。


【歌川広重東海道五十三次版画と赤い薔薇日記】

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