第2回「留学とバイキングとハンバーグ」」
(7月15日放送 9時〜9:58分)
帝国ホテルの元総料理長・村上信夫さんの昭和史と重なる波乱万丈の半生をモデルにしたドラマです。
帝国ホテル料理長を長年務めた料理人・村上信夫の伝記で、波乱めいた料理人としての生き様を、高嶋政伸さんと牧瀬里穂さん(夫人役)の出演で三回のスペシャルドラマです。
「村上信夫」演じる高嶋政伸さんは、しぐさも話し方もそっくりで、勉強していると思いました。
“希望や夢を忘れず、ひたむきな努力をすればきっと夢は叶えられる”見本のドラマです。
若い頃、NHK「きょうの料理」で村上さんが作るフランス料理で勉強しました。
得意のハンバーグはその時覚えた帝国ホテルの村上流です。
キーワードはトマトケチャップ(ハンバーグのたねにもトマトケチャップを隠し味に入れるのですその他いろいろ・・・。)
当時テレビで拝見した頃の村上信夫さんのエピソードで懐かしい思いで観ました。
昭和33年頃のお話です。
先週第1回「銅鍋とレシピとパイナップル」は
昭和16年、徴兵検査の通知が来た。信太郎は陸軍に志願し、前線で戦っていたある日、重傷を負った兵士が最後にパイナップルを食べたいとつぶやいた。信太郎はしなびたリンゴをパイナップルのような見た目と味に調理して差し出した。「美味い…」、生きる気力を取り戻した兵士の様子を見て、信太郎は料理を作る喜びを心の底から実感し、生きて日本に帰って再びコックになろうと決意した…。
という筋書きでした。
若き日の信太郎役の(高嶋政伸さん)沢渡総料理長役の(古谷一行さん)
妻静代役の(牧瀬里穂さん)が好演していました。
顧問・牧村信太郎(村上信夫さん)になりきった高嶋政伸はそっくりでした。
第2回「留学とバイキングとハンバーグ」」(7月15日放送 9時〜9:58分)
3年のフランス留学から戻った信太郎を待っていたのは、新しく建設された新館レストランの料理長という抜擢人事と、部下の立場になった先輩コックたちの苛めだった。そしてレストランの目玉は、日本になじみのないスウェーデンの伝統料理・スモーガスボード、信太郎の苦労が実り、一定の料金を支払えば好きなだけ食べることができるスタイルが大いに受け、社内公募でバイキングと名づけられたとき、信太郎は突然きょうの料理に出演しろと社長から命じられる。
【最終回】は来週です。
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