野口、歴代3位の快走
25日のベルリン・マラソンで、アテネ五輪女王の野口みずき（グローバリー）が世界歴代3位に当たる2時間19分12秒のアジア新、日本新を樹立して初優勝しました。
渋井陽子（三井住友海上）が昨年のこの大会で出した2時間19分41秒の日本記録を29秒更新し、孫英傑（中国）のアジア記録（2時間19分39秒）も一気に塗り替える快走でした。
ベルリンで日本女子は高橋尚子（ファイテン）の連覇（2001、02年）を含め6年連続制覇です。
北京五輪に向かって頑張てください！
「走っただけ（練習）結果が出る」
【のぐち・みずき】
三重・宇治山田商高から９７年ワコール入り。
９８年末に藤田監督とともに退社
９９年グローバリー入社後に台頭。
世界ハーフマラソンで９９年２位、００、０１年４位に入り「ハーフの女王」と呼ばれた。初マラソンの０２年名古屋国際で優勝。
０３年世界選手権銀、０４年アテネ五輪優勝。
これまでの自己記録は０３年大阪国際優勝の２時間２１分１８秒。
１５０センチ、４１キロ。２７歳。
