akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

(TSL)

テクノスーパーライナー(TSL)」
国策として約115億円を投じて開発・建造された世界最高速の大型客船「テクノスーパーライナー(TSL)」
(岡山県・玉野市の三井造船玉野事業所で 2004年11月13日撮影)
今年11月に予定していた小笠原航路(東京〜父島)への就航を断念。


「小笠原海運」が、昨夏以降の原油高に伴う燃料費の高騰から、年約20億円の赤字が見込まれるとして、契約破棄を通告をしたそうです。・・ 契約違反にならないの?


国土交通省と東京都は
このため、国交省造船課と都は、計50億円でTSLを買い取り、小笠原海運へのリース料を年約8億5000万円から2億円前後に引き下げることを計画。
それでも見込まれる年10億円程度の赤字は、新規の補助金を設けて補てんする見直し案を検討した。



財務省が「助成額が大き過ぎるうえ、抜本的な解決になっていない」としたほか、国交省内にも反対意見が強く、造船課は今月中旬、来年度予算の概算要求に見直し案を盛り込まない方針を都に伝えた。・・ お堅い役所仕事?



小笠原海運や同社の親会社の日本郵船は「助成が受けられなければ、裁判になっても契約はしない」としており、同社側による運航中止は決定的となった。・・倒産しかねないかも?



“夢の高速船”は実動も見ずに廃船となり、財政投融資資金などで賄われた巨額の建造費が無駄になる可能性が強くなった。・・無駄使いにしては、あまりにも額が多いのでは?


TSLは稼働させなくても、維持費や金利が年数億円かかると言います。
解体してアルミ合金などを売れば約30億円を回収できるため、政府内や国会議員からは
「スクラップにすべき」との意見が出ていると言うのです。


それにしても、もったいない 解体するなんて!! 
予算を捻出して続行した方が良いと思います。
この様な世界最高速の大型客船
外国(アメリカ、フランス、・・・)で買って(オークション)貰ったらどうでしょうか。



【TSL】
○アルミ合金製の軽量双胴船体と、ガスタービン2基+ウォータージェット推進器2基の推進系と浮上機関の空気浮上により40ノット近い高速航行(時速約70km)を可能とする船型
○東京から小笠原への所要時間が、これまでの25時間半から16時間に短縮され、
竹芝を夕方に出て翌朝小笠原に着くナイトクルーズ便が可能になり、便数も週1便から2〜3便に増やせるという。
○TSLの運賃はJR列車の運賃体系に近い形で設定
例えば、2等運賃(ジュータン席、25.200円)、2等ベット席はベット使用料プラス1万円

        
            
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