akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 山古志村のマリ

山古志村のマリと三匹の子犬
中越大地震後私が一番感動し日記にも書いた実話が本になりました
                  「こんなに大きくなりました」→
昨年10月23日の朝、山古志村職員、五十嵐さんの家で 、新潟県山古志村で産まれ育った犬のマリが3匹の子供を初産しました。
幸せ一杯のマリをその日の夕方、中越大地震が襲う。崩れる建物。激しい地割れ。
五十嵐さんの父(70)は、壊れた自宅の下敷きになった。
救助が来るまで、マリはその顔を何度もなめて元気づけた。
そんなマリを見ているうちに、おじいさんの心から
「あきらめの気持ち」が消えていきました

そして全村に避難指示が出る。
一家はマリたちを残し、後ろ髪を引かれる思いで村外へ避難する。
飼い主は道路切断でマリの元に帰れない。さらに全村避難でマリたちは山古志村においてきぼりに。エサをくれる人もいない、もうすぐ雪に埋もれる、地震の後の村で、マリと三匹の子犬たちは生き抜くことができるのか?

地震から16日間独力で生き抜き、生まれたばかりの子を守りながら立ち向かおうとする 強い「生命」がありました。 

16日後にヘリコプターに乗って 一時帰村し、マリと子犬たちを迎えに行くことができた。
村に戻った人々が見た感動の光景とは! 涙なくして読めない感動の実話


f:id:akaibara:20050227204102:image[三匹の子犬] 
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