akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 『濱口悟陵』

 NHK“その時歴史は動いた”


「百世の安堵(ど)をはかれ
  〜安政大地震・奇跡の復興劇」を見ました。

 
   その時……安政5年(1858)12月、
安政の大地震によって壊滅した紀州広村で、
醤油屋当主の濱口梧陵が村人と共に復興に取り組み、
津波を防ぐ堤防を完成させた。話

 
幕末、日本は立て続けに三度の巨大地震に見舞われた。死者2万人を超える大惨事となった「安政の大地震」である。しかし幕府や諸藩は、地方村落の惨状には目を向けようとしない。こうした中、自らも被災者でありながら、村を復興すべく人々の先頭に立った男が、紀州広村の大商人・濱口梧陵である。

 
広村に津波が押し寄せた、この時、濱口は前代未聞、かつ命がけの手段で、村人を避難させることに成功。村人の命は救われた。

 
ところが震災後、度重なる津波被害におびえた村人たちは、安住の地を求めて村を捨て始める。村存続の危機に濱口は、二度と津波に襲われないよう、堤防を作ることを提案。ようやく村は復興に向けて歩み始めたかに見えた。が、その矢先、またも濱口の身の上を巨大地震が襲う(堤防作りの支援金の出所の江戸の工場消滅)
しかし、堤防を諦める事無く千葉の工場に力をいれ、堤防建設に賭けた・・

 
番組は、地震直後から堤防建設に至る濱口と村人の行動を新史料などをもとに追い、一度は捨てようとした故郷を「安心して住める村にしよう」と村人たちが決意するまでを描く、知られざる奇跡の復興劇でした。


感動!しました
濱口悟陵という人は、ヤマサ醤油第七代当主で、銚子と和歌山に尽力した人です


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