歌川広重作【亀山・雪晴】
江戸日本橋より46番目の宿場です。
亀山は中世からの宿で1601(慶長6)年に江戸幕府が宿場を整備したときに、宿場に定められました。
亀山は城下町です。
亀山城は戦国時代に丘陵状の地形を利用し築かれた城で曲がりくねった複雑な道や坂の多い宿場町です。
城の櫓や白壁が蝶の舞うように見えることから粉蝶城とも呼ばれてました。
この六万石の城下町とともに亀山宿は繁栄しましたが、藩領内に幕府直轄の宿場が置かれていたため、参勤交代で通る大名達は亀山宿に宿泊するのを遠慮したそうです。
【伊勢亀山城】