歌川広重作【庄野・白雨(にわかあめ】
「庄野」は人間の動きが主体に描かれ生き生きと躍動している描写が名作といわれています。
傘をさして夕立の中を急ぐ人と, 微かな家影を大胆な線で被った雨の表現は 見応えがあります。
庄野宿は東海道45番目の宿場です
成立した時期も一番遅く。また石薬師宿から一里に満たない距離で、石薬師と同じように伊勢詣の旅人は東は日永の追分、西は関から別ルートをとってしまうので人通りは少なかったようです。
【庄野宿資料館】(しょうのじゅくしりょうかん)
菜種油問屋であった旧小林家が庄野宿資料館として公開され館内は自由に見学できます。
現在の庄野町は鈴鹿川左岸を走る国道1号線とJR関西本線に挟まれたひっそりした町で、町並みも古い建物の多く残されていて昔の面影を残しています。