akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 桑名宿

歌川広重作 【桑名・七里渡口
桑名宿は尾張から海上七里を渡り伊勢神宮へ参拝する人々で賑わい
木曽・揖斐・長良川の三大河川が合流する河口に位置し、物資の流通の場としても繁栄しました。残念なことに江戸期の二度の大火で歴史的建造物は消失、
明治維新の戦い(桑名城破壊)太平洋戦争、昭和の伊勢湾台風の被害により、その殆どを失い、宿場の面影は無くなってしまったのです。

【歌行燈句碑】
明治四十二年、泉鏡花が桑名を訪れ船津屋に一泊し、ここを舞台に名作「歌行燈」を書き上げました。
「歌行燈」を戯曲化した久保田万太郎が詠んだ
「かわをそに火をぬすまれて、あけやすき」の句碑が船津屋表塀に昭和31年に建てられました。


桑名の観光マップ

桑名の特産品
揖斐・長良・木曽の三大河川の河口に位置する桑名は、自然の恵みからは様々な味の特産品が生まれました
桑名といえば蛤ですね
志ぐれ蛤の貝新・総本家貝新】は関東でも人気です
貝新の大ぶりの時雨蛤を父は刻んで食べていました。

「蛤」俳句集
蛤の うす紫に 乾きけり        高浜 虚子
時雨るるや 焼き蛤の 煮ゆる音     宝井 其角
蛤や 焼かれて啼くや 郭公(ほととぎす) 宝井 其角
あけぼのや 白魚白きこと 一寸     松尾 芭蕉
蛤の ふたみにわかれ 行く秋ぞ     松尾 芭蕉


「桑名の殿さん時雨で茶々漬」

【歌川広重東海道五十三次版画と赤い薔薇日記】

序でにこんなの(ゴメンナサイ)を見つけました。(*^^)v