akaibara's diary

華道教授で サッカー大好き お母さんです

吉原宿

歌川広重 吉原宿左富士

 吉原宿は今のJR吉原駅付近にありましたが、度重なる洪水で北へ北へと宿場町が移転、現在の吉原本町に落ち着くことに、江戸から京都に上がる時は右の方に富士を見ながら行くのですが、宿場が内陸に移ったため富士山を左に見る北向きの道ができ、今まで右手に見えていた富士山が、左に見える東海道唯一の名勝となりました。

宿場近くに、京都へ向かって左側に富士山が見える「左富士」

吉原は水に恵まれていたため江戸時代から製紙が盛んで、製紙産業の町として発展してきました。


サッカーの応援に東海道線各駅列車で静岡まで行った時
富士駅から観た富士山の見事さに感動しました、駅名にするだけのことはありますね。

【歌川広重東海道五十三次版画と赤い薔薇日記】