『船乗り込み』

「船乗り込み」(ふなのりこみ)とは、歌舞伎興行の際、役者が〈ご当地到着〉を船に乗って御披露目しながら、お客様のご来場を呼びかけていく、江戸時代からの儀式で、歌舞伎独特の伝統行事です(東京、京都の歌舞伎俳優が大阪・博多入りする際の伝統行事)で、
昭和に入って途絶えていたが1979年に復活。夏の風物詩になっています。


大阪松竹座で7月3日に開幕する「七月大歌舞伎」の船乗り込みが29日行われました


今年は「中村勘九郎改め十八代目中村勘三郎襲名披露」の興行。


北区の中之島公園でのセレモニーの後、勘三郎さんは息子の勘太郎さん、七之助さんと並んで船に乗り込み、淀屋橋近くから戎橋までを約40分かけてパレード。大阪松竹座前では、中村鴈治郎さんや中村芝翫さんらと並んで立ち、「江戸の勘三郎だが、大阪は大好き。まずは勘三郎の第一歩を見てほしい」とあいさつしました。


博多の『船乗り込み』
キャナルシティ博多横の中洲1丁目清流公園から中洲5丁目沿いの博多リバレインまでの約800mをにぎやかに下ります。



七月大歌舞伎は 大阪松竹座
「襲名披露口上」のほか「沼津」「野田版研辰(とぎたつ)の討たれ」などが7月28日まで上演されます。